配送戦略の作成

商品をお客様に配送するには費用がかかり、その費用を誰が負担するかを決定することは、利益とお客様が注文する可能性の両方に影響を与えます。

Shopifyストアには、ストアのロケーションや実績のあるマーチャントのインサイトに基づき、あらかじめ設定された配送料が用意されています。ただし、これらの配送料をビジネスやお客様に最適なものに調整することで、ビジネスを成功に導くことができます。

商品の販売を開始する前に、どの配送戦略を使用するか、また配送料をいくらに設定するかを決定します。チェックアウト時にお客様に配送料を提示するための主な戦略には、次の 3 種類があります。

  • 定額配送
  • 無料配送
  • 配送料自動計算

ストアのロケーションの近くにお住まいのお客様には、店舗受取ローカルデリバリーを提供することもできます。

デフォルトの配送料

ストアの初期設定を行うと、国内および海外向けの配送料を含む一連の配送料が自動的に作成されます。これらの配送料は、ストアの拠点によって異なります。ストアを開設して注文の受け付けを開始する前に、自動生成された配送料を確認し、ビジネスに最適な内容に編集してください。詳細については、配送エリアと配送料の設定をご参照ください。

配送戦略の概要

ほとんどの場合、送料および取扱費用と、お客様にとって魅力的な価格を維持することとの間で、バランスを取る必要があります。

次の表で、さまざまな配送戦略とそのメリットおよびデメリットについて確認してください。

配送戦略のメリットとデメリット
配送戦略メリットデメリット
定額配送
  • チェックアウト前に配送に関する明確な期待値を設定し、チェックアウト離脱を回避できる
  • チェックアウト時にお客様に正確な配達日を表示する、配送期間処理時間と連携できる
  • カート金額に基づいて割引後の送料を提供でき、注文合計金額の増加につながる可能性がある
  • 送料が頻繁に変動する可能性があるため、定額配送料をより頻繁に調整する必要がある場合がある
  • 送料を自分で見積もる必要がある。配送ラベルを購入している場合は、送料計算ツールを使用して送料を計算できる
  • 無料配送
  • お客様は無料配送を好み、カスタマージャーニーの早い段階で無料配送を表示すると、売上の増加につながる可能性がある
  • 無料配送は優れたマーケティング戦略であり、カートのコンバージョン率にプラスの影響を与える可能性がある
  • カート金額に基づいて無料配送を提供でき、注文合計金額の増加につながる可能性がある
  • 配送料を他の部分で考慮する必要があり、利益率に影響を与える可能性がある。一般的な方法として、送料の一部を商品価格に含めることが挙げられる
  • 配送料自動計算
  • 配送ラベル外部の配送業者、または配送アプリを使用して、チェックアウト時に正確な送料を表示できる
  • 自分で配送料を見積もったり計算したりする必要がない
  • お客様は希望する配送サービスを正確に選択できる
  • チェックアウト前に配送料を表示できない。これにより、チェックアウト離脱の増加につながり、カートのコンバージョン率にマイナスの影響を与える可能性がある
  • 正確な商品重量とパッケージのディメンションが必要になる
  • 定額配送

    定額配送戦略を使用すると、チェックアウト時にお客様に一貫性のある予測可能な送料を提示できます。すべての商品に単一の定額料金を提示することも、価格ベースまたは重量ベースの条件を設定して、チェックアウト時に特定の送料を表示することもできます。

    この戦略を使用する場合、自分で配送料を計算する必要があります。配送料を過不足なく請求するには、パッケージを配送するための平均価格を考慮する必要があります。たとえば、国内のすべての配送に対して 5 米ドルを請求するなど、定額料金を設定します。

    定額配送は予測可能で、お客様に明確な見込みを提示します。定額配送料の表を配送と配達に関するページに追加すると、お客様はチェックアウトに進む前に送料を確認できます。

    また、定額配送料に配送期間処理時間を有効にして、チェックアウト時に配達予定日を表示することもできます。

    無料配送

    無料配送は通常、カートのコンバージョンにプラスの影響を与えます。無料配送をマーケティングツールとして使用し、無料配送バナーを使ってオンラインストアで宣伝できます。

    無料配送を定額配送戦略と組み合わせることができます。カート金額に基づいて無料配送を提供することで、注文合計金額を増やすことが可能です。たとえば、50 米ドルを超える注文に対して無料配送を提供できます。

    ただし、送料が実際に無料になることはなく、配送料の一部を商品価格に含める必要があります。これを考慮に入れるには、商品の平均送料を計算し、そのバッファー分を商品価格に加算します。詳細については、「無料の配送料を作成する」を参照してください。

    配送料自動計算

    配送料自動計算を使用すると、チェックアウト時に正確な送料を請求できます。ビジネスを始めたばかりでリソースが限られている場合、正確な送料をそのまま転嫁することが、利益率を確保する簡単な方法となります。

    計算済み配送料はチェックアウト時にのみ計算されます。送料は、配送元と配送先の国、商品の重量とサイズ、配達所要時間など、多くの要因によって決まります。チェックアウト前に送料を提示することはできません。これにより、チェックアウト時に予期しない送料が表示され、お客様が購入を断念する原因となる場合があります。

    配送料自動計算を使用するには、正確な商品の重量パッケージを提供する必要があります。