Shopify Collectiveで小売業者から売上税を徴収する
小売業者があなたの商品を販売する際に、その小売業者から売上税を徴収するかどうかを選択できます。特定の法域では、小売業者に商品を供給する際に行われる B2B 取引に対して、VAT または現地の売上税を請求することが義務付けられています。その後、あなたはその税額を関連する税務当局に納付します。
一部の小売業者は、あなたへの税金の支払いが免除される再販証明書を所持している場合があります。その場合、小売業者は証明書のコピーをあなたに提供する必要があります。
ストアの所在地がカナダ、イギリス (UK)、または欧州連合 (EU) 加盟国である場合、Shopify Collective 販売チャネルを使用する前に税務登録ステータスを確認する必要があります。
小売業者からの売上税の徴収
小売業者から売上税を徴収するかどうかを、個別に選択できます。適用される税額は、税を徴収している小売業者から受け取る注文に自動的に表示されます。
Shopify Collective 販売チャネルの[小売業者] セクションの表には [税を徴収する] 列が表示され、各小売業者から税金を徴収しているかどうかが示されます。
すべての小売業者にデフォルトで設定されている税徴収の設定の詳細は、以下の表で確認してください。この設定は、あなたのロケーションと Shopify に提出した税務登録ステータスによって異なります。
| サプライヤー/小売業者の国 | デフォルトの税徴収ステータス |
|---|---|
| アメリカ合衆国 | オフ |
| カナダ | オン |
| 欧州連合、イギリス |
|
| Shopify Collectiveを利用でき、サプライヤーが小売業者から税金を徴収する可能性があるその他すべての国 |
|
小売業者の税徴収設定を変更する
管理画面から、[販売チャネル] > [Collective: サプライヤー] に移動します。
[小売業者] をクリックします。
税徴収の設定を変更する小売業者をクリックします。
[決済と税] セクションで、[税を徴収する] オプションを有効または無効にします。
Shopify Collectiveの取引における税の計算方法
以下の表で、売上税の納付先と、税額の計算に使用される価格を確認してください。
この表は、Collective におけるサプライヤーから小売業者への取引に関するデフォルトの税設定の概要を示していますが、これらのシナリオがあなたの特定の販売取引に適しているかどうかを税務の専門家に確認する必要があります。
ジブラルタルまたは香港に所在するサプライヤーと小売業者の間では、税金は請求されません。
| サプライヤー/小売業者の国 | お客様の国 | 税計算の基になる価格 | 納税地 |
|---|---|---|---|
| アメリカ合衆国 (カリフォルニア州とマサチューセッツ州のみ) | アメリカ合衆国 | 小売価格 | お客様の配送先住所の国、州、または都道府県 |
| アメリカ合衆国 (その他すべての州) | アメリカ合衆国 | 原価 | お客様の配送先住所の国、州、または都道府県 |
| アメリカ合衆国 (カリフォルニア州とマサチューセッツ州のみ) | その他の国/地域 | 小売価格 | 小売業者の住所の国、州、または都道府県 |
| アメリカ合衆国 (その他すべての州) | その他の国/地域 | 原価 | 小売業者の住所の国、州、または都道府県 |
| Collectiveを使用できるその他すべての国 (ジブラルタルと香港を除く) | 利用可能なすべての配送ロケーション | 原価 | 小売業者の住所の国、州、または都道府県 |
Shopify Collectiveの取引における税と利益のシナリオ例
以下の取引シナリオでは、当事者双方が商品価格を税抜きまたは税込みに設定している場合に、小売業者とサプライヤーの利益がどのように計算されるかを示します。この設定は、管理画面で [設定] > [税金と関税] > [グローバル設定] > [商品価格と配送料に売上税を含める] に移動して行います。取引の例は、販売される商品に 30% の小売業者のマージンが適用されることを前提としています。
シナリオ1:サプライヤーと小売業者の双方が商品価格から売上税を除外する場合の国内販売
- 米国のサプライヤー > 米国の小売業者 > 米国のお客様
- 小売業者とサプライヤーの両方が、商品価格を税抜きに設定しています。
- そのため、以下の項目に税が加算されます。
- 小売業者のチェックアウトでお客様に表示される商品価格。
- 小売業者がサプライヤーに支払う商品の原価。
- この例は、B2B税とDTC税の両方に10%の税率が使用されることを前提としています。
| 価格詳細 | 計算 | 金額 (米ドル) |
|---|---|---|
| サプライヤーの商品小売価格 (税抜) | 該当なし | $100 |
| 小売業者の商品費用 (税抜) | (100% - マージン%) x 小売価格 | (100% - 30%) x $100 = $70 |
| チェックアウト時にお客様に表示される商品価格 | 該当なし | $100 |
| チェックアウト時に追加されるD2C税 | 小売価格 x D2C税率 | $100 x 10% = $10 |
| チェックアウト時のお客様の決済額 | 小売価格 + D2C税 | $100 + $10 = $110 |
| サプライヤーと小売業者の取引に対するB2B税 | 小売業者の商品費用 x B2B税率 | $70 x 10% = $7 |
| 小売業者のサプライヤーへの支払額 | 小売業者の商品費用 + B2B税 | $70 + $7 = $77 |
| 小売業者の収益 | お客様の支払額 - 小売業者のサプライヤーへの支払額 | $110 - $77 = $33 |
| 小売業者の純利益 (30%) | 小売業者の収益 - D2C税 + B2B税のクレジット | $33 - $10 + $7 = $30 |
| サプライヤーの純利益 (70%) | 小売業者のサプライヤーへの支払額 - B2B税 | $77 - $7 = $70 |
シナリオ2:サプライヤーと小売業者の両方が商品価格に売上税を含める国内販売
- イギリスのサプライヤー > イギリスの小売業者 > イギリスのお客様
- 小売業者とサプライヤーの両方が、商品価格に税金を含めています。
- このため、税金はすでに以下に含まれています。
- 小売業者のチェックアウトでお客様が支払う金額
- 小売業者が商品に対してサプライヤーに支払う金額
- この例では、B2B税とD2C税の両方に20%の税率が適用されることを前提としています。
| 価格詳細 | 計算 | 金額 (英ポンド) |
|---|---|---|
| サプライヤーの商品小売価格 (税込) | 該当なし | £120 |
| 小売業者の商品費用 (税込) | (100% - マージン%) x 小売価格 | (100% - 30%) x £120 = £84 |
| チェックアウト時のお客様の決済額 | 該当なし | £120 |
| チェックアウト時のお客様の支払額に含まれるD2C税 | 小売価格 x [1 - 1÷(1 + D2C税率)] | £120 x (1-1/(1+20%)) = £20 |
| 小売業者のサプライヤーへの支払額 | 該当なし | £84 |
| 小売業者のサプライヤーへの支払額に含まれるB2B税 | 小売業者の商品費用 x [1 - 1÷(1 + B2B税率)] | £84 x (1-1/(1+20%)) = £14 |
| 小売業者の収益 | お客様の支払額 - 小売業者のサプライヤーへの支払額 | £120 - £84 = £36 |
| 小売業者の純利益 (30%) | 小売業者の収益 - D2C税 + B2B税のクレジット | £36 - £20 + £14 = £30 |
| サプライヤーの純利益 (70%) | 小売業者のサプライヤーへの支払額 - B2B税 | £84 - £14 = £70 |
税務登録ステータスの確認
ストアがカナダ、イギリス、または欧州連合 (EU) 加盟国に所在する場合、Shopify Collective販売チャネルを使用するには、税務登録ステータスを確認する必要があります。
税務登録の確認のために表示される納税者番号と請求先住所は、Shopify管理画面の以下の項目に関連付けられています。
イギリスのサプライヤーの場合、登録したVAT登録番号は、売上税を徴収する対象の小売業者に表示されます。
カナダにおける税務登録ステータスの確認
管理画面から、[販売チャネル] > [Collective: サプライヤー] に移動します。
[設定] をクリックします。
[税務登録ステータス] セクションで、
- 「 未確認 」バッジが表示されている場合は、以下のいずれかの操作を行います。
- 「 GST/HST番号 」が事前入力されている場合:
- 任意:事前入力された詳細を編集する必要がある場合は、
アイコンをクリックして変更を加えます。
- 任意:[請求先住所] リンクをクリックし、請求先住所が正しいことを確認します。
- [GST/HST番号と請求先住所が正しいことを確認します] を選択します。
- [確認] をクリックします。
- 任意:事前入力された詳細を編集する必要がある場合は、
- 「 GST/HST番号 」が事前入力されていない場合:
- [続行] をクリックします。
- [GST/HST番号を追加] ダイアログで、[GST/HST番号] を入力します。
- [保存] をクリックします。
- 任意:[税務登録ステータス] セクションで、[請求先住所] リンクをクリックし、請求先住所が正しいことを確認します。
- [GST/HST番号と請求先住所が正しいことを確認します] を選択します。
- [確認] をクリックします。
- 「 GST/HST番号 」が事前入力されている場合:
- [資格がありません] のバッジと「Shopify Taxまたは外部アプリを使用して税を徴収する必要があります」というメッセージが表示される場合は、[続行] をクリックし、Shopify Tax、Basic Tax、または外部の税務アプリのいずれかを使用するために必要な手順を実行してストアを設定します。
- 「 未確認 」バッジが表示されている場合は、以下のいずれかの操作を行います。
イギリス/EUにおける税務登録ステータスの確認
管理画面から、[販売チャネル] > [Collective: サプライヤー] に移動します。
[設定] をクリックします。
[税務登録ステータス] セクションで、
- 「 未確認 バッジが表示されている場合は、次のいずれかの操作を行います。
- 「 VAT登録番号 」が事前入力されている場合:
- 任意:事前入力された詳細を編集する必要がある場合は、
アイコンをクリックして変更を加えます。
- 任意:[請求先住所] リンクをクリックし、請求先住所が正しいことを確認します。
- 「VAT登録番号と請求先住所が正しいことを確認します」チェックボックスが選択されていることを確認します。
- [確認] をクリックします。
- 任意:事前入力された詳細を編集する必要がある場合は、
- 「 VAT登録番号 が事前入力されておらず、ストアの売上がVAT登録のしきい値を上回っている場合:
- [続行] をクリックします。
- 「税務登録状況の確認」ダイアログで、「VAT登録番号を保有しています」を選択します。
- VAT登録番号を入力します。
- [保存] をクリックします。
- 任意:[税務登録ステータス] セクションで、[請求先住所] リンクをクリックし、請求先住所が正しいことを確認します。
- 「VAT登録番号と請求先住所が正しいことを確認します」チェックボックスが選択されていることを確認します。
- [確認] をクリックします。
- 「 VAT登録番号 が事前入力されておらず、ストアの売上がVAT登録のしきい値を下回っている場合:
- [続行] をクリックします。
- 「税務登録状況の確認」ダイアログで、「VATの登録または徴収は不要です」を選択します。
- [保存] をクリックします。
- 任意:[税務登録ステータス] セクションで、[請求先住所] リンクをクリックし、請求先住所が正しいことを確認します。
- 「税務登録状況と請求先住所が正しいことを確認します」チェックボックスが選択されていることを確認します。
- [確認] をクリックします。
- 税務登録状況に VATの登録または徴収は不要ですと表示されており、この情報が正しい場合:
- 任意:[請求先住所] リンクをクリックし、請求先住所が正しいことを確認します。
- 「税務登録状況と請求先住所が正しいことを確認します」チェックボックスが選択されていることを確認します。
- [確認] をクリックします。
- 税務登録状況に VATの登録または徴収は不要ですと表示されており、この情報が正しくない場合:
- 「税務登録状況」フィールドで、
アイコンをクリックします。
- 「税務登録状況の確認」ダイアログで、「VAT登録番号を保有しています」を選択します。
- VAT登録番号を入力します。
- [保存] をクリックします。
- 任意:[税務登録ステータス] セクションで、[請求先住所] リンクをクリックし、請求先住所が正しいことを確認します。
- 「VAT登録番号と請求先住所が正しいことを確認します」チェックボックスが選択されていることを確認します。
- [確認] をクリックします。
- 「税務登録状況」フィールドで、
- 「 VAT登録番号 」が事前入力されている場合:
- [資格がありません] のバッジと「Shopify Taxまたは外部アプリを使用して税を徴収する必要があります」というメッセージが表示される場合は、[続行] をクリックし、Shopify Tax、Basic Tax、または外部の税務アプリのいずれかを使用するために必要な手順を実行してストアを設定します。
- 「 未確認 バッジが表示されている場合は、次のいずれかの操作を行います。