カタログを使用したB2Bの価格設定のカスタマイズ

カタログを使用して、B2Bのお客様がアクセスできる商品や価格を管理したり、複数のカタログを作成してB2Bのお客様ごとに価格設定や商品の出品状況を調整したりできます。B2Bカタログを作成した後、それを会社のロケーションに割り当てると、B2Bのお客様はカタログを使用して設定した価格で対象商品を購入できるようになります。

カタログに含める商品と除外する商品を決定できます。たとえば、混合ストアを運営している場合は、B2Bのお客様にのみ販売する商品を含め、D2Cのお客様にのみ販売する商品を除外することができます。特定の商品をB2Bのお客様のみが利用できるようにする方法は、Marketsを使用しているかどうかによって異なります。

開始する前に

このガイドは、テストドライブでMarketsを有効にしていないストアを対象としています。テストドライブでMarketsを有効にしている場合は、代わりに「Marketsを使用したB2Bカタログの作成と管理」を参照してください。

カタログでの価格調整について

カタログを使用して、全体的な価格調整や定価を商品に追加できます。カタログには、全体的な調整と特定商品の定価の両方を含めることができます。ただし、定価は、設定した全体的な調整よりも優先されます。

たとえば、ストアでキャンドルを1個 10米ドルで販売しているとします。B2Bカタログを作成し、[全体的な調整] フィールドに「-20%」と入力すると、そのカタログにアクセスできる会社に対して、キャンドルの価格が8米ドルに下がります。ある1つのキャンドルは製造に費用が若干多くかかるため、その商品には9米ドルの定価を設定します。カタログにアクセスできるお客様がストアにアクセスすると、定価を入力したキャンドルを除き、商品は8米ドルで提供されます。定価が設定されたキャンドルは全体的な調整の影響を受けず、9米ドルで提供されます。

カタログ内の商品に数量ルールとボリュームディスカウントを追加して、B2Bの注文に特定の数量要件や値引きを設定することができます。

カタログを作成する

カタログには商品と商品バリエーションを追加できます。カタログにギフトカードを追加し、B2Bのお客様が注文時にギフトカードをカートに追加できるようにすることもできます。

手順:

  1. 管理画面から、[Markets] > [カタログ] に移動します。

  2. [カタログを作成] をクリックします。

  3. [タイトル] フィールドに、カタログのタイトルを入力します。このタイトルは、お客様には表示されません。

  4. カタログに商品を追加する

    1. すべての商品をカタログに含めるには、[すべての商品] を選択して [続行] をクリックします。
    2. 一部の商品のみをカタログに含めるには、[特定の商品] を選択して [続行] をクリックします。
  5. 任意:[通貨] セクションで、[変更] をクリックしてカタログの通貨を選択します。

  6. 任意:新しい商品をこのカタログに自動的に含めるには、[このカタログに新しい商品を自動的に含める] を選択します。

  7. [保存] をクリックします。

  8. 任意:カタログの作成時に [特定の商品] を選択した場合は、次の手順でカタログに商品を追加します。

    1. [商品と価格] セクションで [管理] をクリックし、[商品と価格を管理する] をクリックします。
    2. カタログに追加する商品を選択し、[カタログに含める] をクリックします。
    3. [商品を含める] をクリックします。
    4. [保存] をクリックしてからカタログに戻ります。
  9. 次のいずれかの操作を行って、商品の価格調整を設定します。

    • カタログ内のすべての商品に適用される価格調整を設定するには、[全体的な調整] ドロップダウンメニューで [値上げ] または [値下げ] を選択して価格の増減を指定し、パーセンテージ値を入力します。
    • 商品のすべてのバリエーションに定価を設定するには、以下の手順を実行します。
      1. [商品と価格] セクションで [管理] をクリックし、[商品と価格を管理する] をクリックします。
      2. [価格] 列に、各商品に請求する価格を入力します。
      3. [保存] をクリックしてからカタログに戻ります。
    • 特定の商品バリエーションに定価を設定するには、以下の手順を実行します。
      1. [商品と価格] セクションで [管理] をクリックし、[商品と価格を管理する] をクリックします。
      2. 調整する商品の下にあるバリエーションのリンクをクリックします。
      3. [価格] 列に、特定のバリエーションに請求する価格を入力します。
      4. [保存] をクリックしてからカタログに戻ります。
  10. [ステータス] ドロップダウンメニューから [有効] を選択します。

会社のロケーションにカタログを割り当てる

各会社のロケーションには、最大25個のカタログを割り当てることができます。ストアでは、合計で最大10,000個のカタログを作成できます。

管理画面の [カタログ] セクション、または会社やロケーションのプロフィールから、会社のロケーションにカタログを割り当てることができます。

複数のカタログを会社に直接割り当てる際の注意事項

同じ会社のロケーションに複数のカタログを割り当てた場合、B2Bのお客様がオンラインストアで見る価格は、以下のルールによって決定されます。

  • カタログに異なる商品が含まれている場合、各カタログのすべての商品が表示されます。
  • 同じ会社のロケーションに割り当てられたカタログに同じ商品が異なる価格で含まれている場合、数量ルールや量ベースの価格の区切りを含まない、そのアイテムの最も低い価格が B2B ストアに表示されます。たとえば、2つのカタログにアクセスできる B2Bのお客様がいるとします。一方のカタログでは特定のキャンドルの価格が 9 米ドルに設定され、もう一方のカタログではそのアイテムの価格が 7 米ドルに設定されている場合、お客様がストアにアクセスすると、そのキャンドルは 7 米ドルの価格で提供されます。
  • バリエーションごとの価格が最も低いカタログの数量ルールと量ベースの価格がストアに表示されます。
  • 2つのカタログで商品の最低価格が同じ場合、最初に作成されたカタログの数量ルールと量ベースの価格が表示されます。

カタログを会社のロケーションと B2B マーケットに割り当てる際の注意事項

カタログを会社のロケーションに割り当て、その会社のロケーションが、カタログが割り当てられている B2B マーケットと一致する場合:

  • カタログに異なる商品が含まれている場合、各カタログのすべての商品が表示されます。
  • 会社のロケーションに割り当てられたカタログと、一致する B2B マーケットのカタログに、同じ商品が異なる価格で含まれている場合、B2B ストアには、そのアイテムのより具体的な価格、つまり会社のロケーションに割り当てられたカタログの価格が表示されます。これには数量ルールや量ベースの価格の区切りも含まれます。たとえば、2つのカタログにアクセスできる B2Bのお客様がいるとします。会社のロケーションに割り当てられた一方のカタログでは特定のキャンドルの価格は 9 米ドル、B2B マーケットに割り当てられたもう一方のカタログでは 7 米ドルです。お客様がストアにアクセスすると、キャンドルは 9 米ドルで表示されます。

手順:

  1. 管理画面から、[Markets] > [カタログ] に移動します。

  2. 会社を割り当てるカタログをクリックします。

  3. タイトルの下にあるドロップダウンメニューから、[会社のロケーション] をクリックします。

  4. [会社のロケーションを追加する] をクリックします。

  5. 追加する会社のロケーションを選択し、[完了] をクリックします。

カタログを更新する

カタログは、管理画面から更新するか、CSV ファイルを使用して1つのカタログを更新したり、カタログを一括で更新したりすることができます。

手順:

  1. 管理画面から、[Markets] > [カタログ] に移動します。

  2. 編集するカタログをクリックします。

  3. カタログに必要な変更を加えます。

  4. [保存] をクリックします。

カタログで商品を追加または削除する

  1. 管理画面から、[Markets] > [カタログ] に移動します。

  2. 編集するカタログをクリックします。

  3. [商品と価格] セクションで [管理] をクリックし、[商品と価格を管理する] をクリックします。

  4. カタログで商品を追加または削除するには:

    • カタログから商品を削除するには、[含まれる商品] タブで削除する商品を選択し、[カタログから除外] をクリックしてから、[商品を除外する] をクリックします。
    • 新しい商品をカタログに追加するには、[除外された商品] タブで追加する商品を選択し、[カタログに含める] をクリックしてから、[商品を含める] をクリックします。
  5. オプション:カタログ内のいずれかの商品の価格設定を調整してから、[保存] をクリックします。

カタログ CSV ファイルの使用

カタログを作成した後、価格設定、公開、数量ルールのデータをCSV ファイルにエクスポートできます。その後、CSV ファイルに変更を加えてファイルをインポートし、カタログを更新できます。

たとえば、新しいロケーションを開設する会社に割り当てられたカタログがあるとします。このため、その会社に新しいロケーションを作成します。新しいロケーションはより遠くにあり、価格に送料が含まれているため、価格を上げる必要があります。元のロケーションのカタログをエクスポートし、スプレッドシートプログラムを使用して価格を編集します。次に、新しいカタログを作成し、編集した CSV をインポートして、そのカタログを新しいロケーションに割り当てます。

サンプル CSV ファイルをダウンロードする

テンプレートとして使用するサンプルカタログ CSV ファイルをダウンロードして表示できます。

サンプルファイルには、サンプル商品とバリエーションが含まれています。サンプルファイルをテンプレートとして使用する場合は、必ずすべてのサンプル商品を削除してください。

カタログ CSV ファイルの説明

この表には、カタログ CSV ファイルのフィールドが記載されています。

[カタログのタイトル] フィールドは入力必須です。[オプション1の名前] と [オプション1の値] の列は、バリエーションのない商品を含め、すべての商品で必須です。カタログ内の商品とバリエーションは、[SKU] 列の情報で識別することもできます。商品に SKU がない場合は、必須のオプション列に加えて [ハンドル] を含める必要があります。

カタログをインポートするには、[定価] フィールドへの入力が必須です。[定価] と [割引前価格] の両方が空白の場合、その商品またはバリエーションの定価はカタログから削除されます。

カタログ CSV ファイルの列、必須フィールド、およびその目的についての説明。
説明
Catalog Title (required)カタログの名前。
SKU

商品またはバリエーションの SKU です。SKU は、在庫追跡サービスで在庫を追跡するために使用されます。

更新する商品に SKU がある場合、CSV 内の [ハンドル]、[オプション1の名前]、[オプション1の値] などの他の情報の代わりに使用できます。

Handle

ハンドルは、各商品に固有の名前です。ハンドルには、文字、ダッシュ、数字を使用できますが、スペース、アクセント、ピリオドなどのその他の文字は使用できません。ハンドルは、各商品の URL に使用されます。

たとえば、「Women's Snowboard」のハンドルは womens-snowboard になり、商品の URL は https://yourstore.myshopify.com/products/womens-snowboard になります。

Option1 Name (required)

この列には最初のオプション名を入力します。このフィールドは、バリエーションのない商品を含め、すべての商品で必須です。バリエーションのない商品の場合、オプション名として Title を使用できます。バリエーションのある商品の場合、ColorSize などの実際のオプション名を使用します。

Option1 Value (required)

この列には最初のオプションの値を入力します。このフィールドは、バリエーションのない商品を含め、すべての商品で必須です。バリエーションのない商品の場合、オプション値として Default Title を使用できます。バリエーションのある商品の場合、BlackSmall などの実際のオプション値を使用します。

Option2 Name商品に2つ目のオプションがある場合は、この列にその名前を入力します。
Option2 Value商品に2つ目のオプションがある場合は、この列にそのオプション値を入力します。
Option3 Name商品に3つ目のオプションがある場合は、この列にその名前を入力します。
Option3 Value商品に3つ目のオプションがある場合は、この列にそのオプション値を入力します。
Fixed Price

商品またはバリエーションの価格です。価格のみを入力し、通貨記号は含めないでください。たとえば、「9.99」のように入力します。

定価」と「割引前価格」の両方の項目が空白の場合、その商品またはバリエーションの定価がカタログから削除されます。

Compare At

商品またはバリエーションの割引前価格です。価格のみを入力し、通貨記号は含めないでください。たとえば、「9.99」のように入力します。

定価」と「割引前価格」の両方の項目が空白の場合、その商品またはバリエーションの定価がカタログから削除されます。

この項目を使用すると、割引価格と並べて商品の元の基本価格やメーカー希望小売価格 (MSRP) を表示して、割引額を強調表示することができます。

Published

カタログに商品を含めるには、「公開」列に「TRUE」と入力します。カタログから商品を除外するには、「FALSE」と入力します。

含めるか除外するかを選択できるのは商品のみで、特定の商品バリエーションを含めたり除外したりすることはできません。この選択においては、商品バリエーションの最初の行のみが参照されます。

Quantity Increment

バリエーションが設定された数量の倍数でのみ販売される場合に、購入単位となるアイテム数です。この項目を設定すると、お客様は数量の増分単位の倍数ではない数量を購入できなくなります。

数量ルールを設定するには、「数量の増分」と「最小注文数」の両方に「1」以上の値を設定する必要があります。「最大注文数」の項目は任意で、空白のままにすることができます。

同じ行で「数量の増分」、「最小注文数」、「最大注文数」の値がすべて空白の場合、その商品バリエーションの数量ルールは削除されます。

Minimum Order Quantity

お客様が一度に購入できるバリエーションの最小アイテム数です。

数量ルールを設定するには、「数量の増分」と「最小注文数」の両方に「1」以上の値を設定する必要があります。

Maximum Order Quantity

お客様が一度に購入できるバリエーションの最大アイテム数です。

最大注文数」の項目は任意で、空白のままにすることができます。

Quantity Break 1-10

量ベースの価格の数量の閾値です。数量段階は最大 10 件まで追加でき、それぞれの段階を関連する段階価格と一致させる必要があります。

たとえば、お客様がシャツを 25 枚 (「数量段階 1」の値) 注文した場合、シャツ 1 枚あたり 5.00 米ドル (「段階価格 1」の値) を支払います。お客様がシャツを 40 枚 (「数量段階 2」の値) 注文した場合は、シャツ 1 枚あたり 3.50 米ドル (「段階価格 2」の値) を支払うことになります。

CSV を使用して量ベースの価格を追加する場合、「数量段階」の値は、最小注文数以上の、1 以上の整数である必要があります。また、同じ番号の「段階価格」項目に、対応する段階価格の値を入力する必要もあります。数量段階は任意であり、空白のままにすることができます。

Price Break 1-10

量ベースの価格で設定した各数量段階に対応する、ユニットあたりの割引価格です。

たとえば、お客様がシャツを 25 枚以上購入した場合に、1 枚あたり 5.00 米ドルのみを支払うように設定したい場合は、「数量段階 1」の値を「25」に、「段階価格 1」の値を「5.00」にします。

段階価格」項目に価格を入力する際は、価格のみを入力してください。通貨記号は含めないでください。たとえば、「9.99」のように入力します。段階価格は任意で、空白のままにすることができます。

CSVファイルを使用したカタログのエクスポートとインポート

CSVファイルを使用すると、カタログを個別に、または一括でエクスポートしたりインポートしたりできます。

カタログのエクスポート

エクスポートが完了すると、CSVファイルがメールで送信されます。

エクスポートされるカタログに含まれるのは、定価が設定されている商品の価格のみです。割合による調整が設定されている商品の価格は含まれません。

CSVのアップロードを使用してカタログ内の商品バリエーションを更新するには、以下のいずれかの列オプションに新しい情報を入力します。

  • SKU」列
  • Option1 Name」や「Option1 Value」などのオプションと値の列

公開」列は個々のバリエーションには影響しません。

単一カタログのエクスポート

管理画面から単一のカタログをエクスポートします。

手順:

  1. 管理画面から、[Markets] > [カタログ] に移動します。

  2. 価格調整が適用された商品のリストをエクスポートするには、既存のカタログをクリックします。

  3. 管理」をクリックしてから、「CSVをエクスポート」を選択します。

  4. 以下のいずれかを選択して、エクスポートする商品を指定します。

  • すべての商品
  • 含まれている商品のみ
  • 定価が設定されている商品のみ
  • 数量ルールが設定されている商品のみ
  1. CSVファイルのフォーマットを選択します。
  2. CSVをエクスポート」をクリックします。

複数のカタログの一括エクスポート

管理画面から複数のカタログを一括でエクスポートします。

手順:

  1. 管理画面から、[Markets] > [カタログ] に移動します。

  2. エクスポートするカタログを選択します。

  3. 以下のいずれかを選択して、エクスポートするカタログを指定します。

  • 現在のページ
  • 選択したカタログ
  1. 以下のいずれかを選択して、エクスポートする商品を指定します。
  • すべての商品
  • 含まれている商品のみ
  • 定価が設定されている商品のみ
  • 数量ルールが設定されている商品のみ
  1. CSVファイルのフォーマットを選択します。
  2. CSVをエクスポート」をクリックします。

カタログのインポート

カタログのサイズによっては、インポートが完了するまでに時間がかかる場合があります。インポートが完了すると、通知が表示されます。 単一のカタログを更新することも、複数のカタログを一括で更新することもできます。

単一カタログの更新

CSVファイルをインポートして、既存のB2Bカタログを更新します。

手順:

  1. 管理画面から、[Markets] > [カタログ] に移動します。

  2. 更新する既存のカタログをクリックします。

  3. 価格を調整する」をクリックしてから、「CSVをインポート」を選択します。

  4. ファイルを追加」をクリックするか、ファイルをダイアログにドラッグ&ドロップしてアップロードします。

  5. インポートをプレビュー」をクリックします。

  6. プレビューを確認して列とデータが正しいことを確かめてから、「CSVをインポート」をクリックします。

複数のカタログの一括更新

CSVファイルをインポートして、複数のカタログを一括で更新します。

手順:

  1. 管理画面から、[Markets] > [カタログ] に移動します。

  2. ファイルを追加」をクリックするか、ファイルをダイアログボックスにドラッグ&ドロップしてアップロードします。

  3. インポートをプレビュー」をクリックします。

  4. プレビューを確認して列とデータが正しいことを確かめてから、「CSVをインポート」をクリックします。

  5. 任意: 「閉じる」をクリックすると、インポートの処理中も作業を続行できます。

混合ストアで商品をD2CではなくB2B向けに販売する

特定の商品をB2Bのお客様のみに販売したい場合は、オンラインストアやその他の販売チャネルでその商品を非公開にすることができます。B2Bのお客様がログインした後に商品が表示されるように、それらの商品が引き続きカタログに含まれていることを確認してください。

手順:

  1. 管理画面から、「商品管理」に移動します。

  2. 混合ストアでB2Bのお客様のみに販売したい商品をクリックします。

  3. 公開セクションで、Adjust アイコンをクリックします。

  4. 「オンラインストア」と、公開設定を変更するその他の販売チャネルの選択を解除し、「完了」をクリックします。

  5. [保存] をクリックします。